クローゼットの奥に、もう何年も着ていない服がありませんか。
「いつか着るかもしれない」 「高かったから」 「あの人にもらったものだから」
どの理由も、服そのものの話ではありません。 服の奥にある「感情」の話です。
「いつか着るかも」の裏には「手放したら困るかも」という不安。 「高かったから」の裏には「損をしたくない」という執着。 「もらったものだから」の裏には「その人との関係を失いたくない」という恐れ。
モノに感情がくっついている。 だから、モノだけ動かしても意味がない。
試してみてください。 捨てられないモノをひとつ手に取って、こう問いかける。
「このモノの奥に、どんな感情がある?」
その感情に名前をつけてみる。 不安。恐れ。罪悪感。寂しさ。プライド。
名前がついた瞬間、感情は力を失います。 見えない敵は怖いけれど、正体がわかれば対処できる。
感情に気づいたら、手放し箱に書いてもいい。 「この服にくっついた不安を、手放します」と。
モノの手放しは、感情の手放しです。 そしてそれは、より軽い自分への第一歩です。